売れる営業が「黒」を着ない理由

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今日の写真:表参道、東京

 

みなさんこんにちは、くどうみきこです。

来月1日より再就職を控え、デザイン関連も含んだ仕事に戻ることになり、

この3年間、金融業界で左脳をフルに使う仕事をしてきたので、

そこから、また「右脳を使う仕事に戻る」 という感覚のギャップがとても大きく、またそれが同時に楽しくもあります。

今まで同様「営業」という立場は変わりませんが、前職は「法律とコンプライアンスと気遣いでかんじがらめだった」のに対し、今度の仕事は仕事の仕方に縛りはありませんがクリエイティブな感覚が要求されるので、以前、店をしていた時の感覚が身体ともに蘇ってきています。

 

環境が変わると、本当に不思議なもので

考え方が変わります。

感じ方がかわります。

興味のあるものも変わってきます。

生命保険会社勤務時代に、「人脈作りのために通っていた異業種交流会」や「自己啓発系セミナー」などは

当時は、色々な人に出会えて面白いと思っていましたが、今振り返ってみると

「自分の仕事の自慢や、いかに自分のしていることがすごいのか」

こういうことを話す人ばかりが多いので、しばらく控えたいと思っています (笑)

※けっしてそういう「異業種交流会や自己啓発セミナーが悪い」と言いたいわけではありません!

 

話が変わりますが、

生命保険時代に一番学んだことは、気配り・目配り・心配り。

相手が気がつく前にお茶をお持ちする、お客さまが入院されたときはすぐにお花を届ける、従業員が何人もいる会社には、お昼休み中そっと顔だけ出して、時々「3時のおやつの時のお茶菓子」をお届けして印象を良くして頂く。

→ これにかかる費用、全部自腹です。(社内に来客があって入れるお茶も、自腹でした)

社内では、シュレッダーをかけるときは「近くに話をしている人がいたら」音がでないように手間がかかっても1枚1枚機械に通す。社内回覧板があって、見なくてもだいたいわかるような事でも「必ず先輩の社員が見てから」手にする。仕事の要領がわかっていても、新人はでしゃばらず先輩の指示に従う。

生命保険業界というのは、上下関係も、またコンプライアンスなど多くの部分で大変厳しい業界でしたが、

私のような「いい加減な人間」には、逆にいい経験になりました。

生命保険業界で生き残っていける人はある意味、「人間力が高い」人でないと無理なので

厳しい社会の中で、本当に人に信頼され、高い営業成績を上げ続ける人はどんな人なのか、ということがわかるようになりました(自分はそのような高い営業成績は取れませんでしたが)

 

その中でも、生命保険業界に入ったときに最も衝撃を受けたものが ファッションセンス です。

学生のころからのアルバイトも含めて約20年、アパレル業界に携わっていた私としては

生命保険会社にいる女性営業職員たちの恰好が、こういっては大変失礼なんですが

「時代とずれていて」

ピンクのフリルスーツにハイヒールとか、甘い雰囲気のフレアスカートとか、お嬢様系のワンピースとか

とにかく「フリフリ」「清楚でロマンティックな服」「派手な色」「海外ブランド物」

30代~60代の営業職員の多くの方がこれらのアイテムが大好きで、お気に入りのデパートは新宿伊勢丹。

へぇ・・・こういう世界もあるのか・・・

と、入社初日からかなりのカルチャーショックを受けたのを覚えています。

まだ収入がない新人は、黒や紺・グレーなどといった「ニュートラルカラー」のスーツを着ている人が多かったですが、営業成績が良くなっていく営業は必ず色物を身に着けている、というのは共通していました。

 

そこで、気が付いたのです。

黒いスーツばかり着る営業は、成績が上がらない。
特に、女性は「黒いスーツ」はタブーなのです。

なぜって??

どんな美人でも、どんなにお化粧がうまくても顔が暗く見える、印象が暗くなるからです。

よく新入社員で、黒やグレーのスーツを着ている人がいますが、それは「まだ経験がない」という周りの許しが得られるので別にしますが

あと、アパレル系やデザイン系では「黒ばかり着る」ということは決してタブーにはなりませんが

私は、それまでアパレル業界しか知らなかったので、ある意味「普通の感覚」というのを知らず

生命保険会社に入社した当初は、先輩職員に「あなたの恰好では、お客さん出来ないから服を買い直して来なさい」と注意され、慌てて買い直しに行ったことを覚えています。

 

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表参道交差点、東京

 

ファッションで、何を優先順位にするのかは人によって違います。 ちょっと「自己流」にたとえますと、

マーケット・イン型 (女性であれば、清楚に無難に上品な服装を心がける。自分の好みより「相手がどう思うか、相手にどうやって好印象を持っていただくか」を重視する。相手に好感を持っていただくことで人々の共感を得て、自分の価値も高めてゆく)

プロダクト・アウト型 (ファッションを「ひとつの自己主張」として考える。アバンギャルドな物も時には受けいれる。万人受けはしないが、常に自己表現・発信しているので人には注目される。ただし、熟練したスタイリングのスキルと高度なファッションセンスをを持った人でないと、身に着ける洋服に自分の存在が負ける)

世間一般で重視されているのは「マーケット・イン」型です。

特に、サービス業や営業職など「人と接する機会が多い」方は、「自己主張する色」黒や原色を避け、他人に「優しい印象」を持っていただける服装の方が、特に女性は有利です。

生命保険会社で高い営業成績を収めているベテラン営業職員さんたちは、きちんとこのことをわかっていらっしゃたのです。

 

ちなみに、私が以前いた会社で営業成績がよかった人に共通していた3つの項目として

1.つねに「人への気配り」ができる人

2.「聖子ちゃんカット」の人 (前髪、レイヤーがあって、ちょっとコンサバな雰囲気のヘアスタイルの人)

3.時代の先端の「ファッションセンス」とはずれている人 (色物が好き、フェミニン大好き)

という、たいへん「興味深い」共通事項がありました。

 

私は、黒は洋服の中でも好きな色のひとつなのですが、生命保険会社に入社してしばらくしてからコットンのカットソーを色違いで25枚ほど購入し、黒がメインにはならないようにしています。

同じものを色違いでそろえる、というのは経済的で色も楽しめて、個人的におすすめな「洋服の買い方」です。

 

今日は、いつもとはちょっと違う内容でブログ書いてみました。

読んでくださってありがとうございます!

 

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売れる営業が「黒」を着ない理由」への1件のフィードバック

  1. 米っこ

    41になって女子力を生かすにはピンクで営業と思ったところでこのページを読んで納得させてもらいました。 やっぱそうなんだー。

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