やりたいことを我慢するな 時間は川の流れと同じ

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昨日の夜、ショッキングなニュースに目が釘付けになりました。
私の知人が亡くなったようなのです。

「亡くなったようなのです」って、なんであいまいなの?
って思われるかもしれませんが
Facebookを開けたときに、Home 画面に英語でそれらしきことが書いてある記事を見つけたのです。

その知人の名前はニノ。
本名かどうかはわかりませんが、イタリア系の名前です。

2009年夏、ボストンの郊外へ買い付けに行った時に
同じ会場で、アメリカ人のビジネスパートナーから紹介されたのが彼でした。
どうやらロンドンから来たらしく、「アメリカへ来るのは久しぶりだ」と言っていました。

歳はそれなりにいっているように見えましたが、とにかく「カッコいい」の一言に尽きる。
何がって、スタイルがです。
全身ロカビリースタイルに身を固めて、バイヤーとしての商品の仕入れ方はとても慎重なのですが、
買った商品を「数十倍の価値」に見せてしまうような独特なスタイリング。
たった5ドルの古ぼけた中古の帽子でも、ニノに「70ドルだよ」と勧められたら躊躇なくお客さんは買うでしょう。
そんなカリスマ性を、彼の生き方として全身から出している人でした。

ボストンにいた3日間のあいだ、他に海外から来た人もいなかったせいか意気投合し、
仕入れが終わってからそばの湖でカヌーに連れて行ってくれたり、クラブハウスでディナーに誘ってくれました。
イーストコーストが初めてだった私に、アメリカの東海岸の色々なことを教えてくれました。

「本業はミュージシャンでね、ロンドンでライブハウスをやっているんだ。
その隣で古着屋をしていてね、今回はその買い付けに来たんだけど
ここ数年ビンテージはホント、厳しいよなぁ・・・正直今回もアメリカに来ようかどうか、迷ったんだけどね。イギリスの商品だけじゃもっと厳しいしね。
でも久しぶりに友達(私と共通の知人)にも会えたし、そして君とも知り合えたし。
今回は来て良かったよ。奥さんが日本人だから、東京へ行くときはまた声かけるよ」

そういって、1枚のCDを渡してくれました。
それは、ニノのオリジナルCDでした。

そんなことを私は、昨夜まですっかり忘れていました・・・

もし、Facebookでそのことを見落としていたら
彼のことを、思い出すこともなかったはずです。
たとえFacebookで繋がっていたとしても、「一期一会」。
あ、元気でやってるんだろうなぁ、くらいだったでしょう。

お葬式にかけつけたくても、遠すぎる距離。
声をかけてあげられないもどかしさ。
だから、なかなか会えない友達にも常にまめに連絡はとっておくべきです。

ニノはこんなことを言っていました。
「僕はね、やりたいことは我慢しない。
楽しくなければ人生じゃないし、だからロンドンでは毎日ライブで派手な生活してて、将来の資産がどうとか年取ったらどうなるのとかあまり考えてないけど、それでいいんだ。
だって、そんな見えない先のこと考えてたって面白くないだろ。
だから君も、東京でやりたいようにやればいいんだよ」

それが彼の本心だったのかどうかは、わかりません。
しかし、「今を大事に生きる」その姿勢は彼のカリスマ性にはっきりと現れていました。
ニノは間違いなく「時間の価値を無駄にせず」、一瞬一瞬を楽しく生きていたのでしょう。

お金は、貯金しようと思えばできる。
しかし時間は、川の流れをせき止めるようにはできない。

もし、今迷っていることがあったとしたら
どうやって「時間をストップ」するんですか?
その間に、貴重な時間はどんどん流れていきます。

あれこれとためらっている間に、時間を無駄にしていませんか?
今、やってみようよ。
あなたは時間を「浪費」していませんか?

「ゆく川の流れは絶えずして されど元の水に戻らず」

追悼ーエル・ニノへ
東京から、心よりお悔やみ申し上げます。
※ビデオーニノが企画したチャールストンライブ・ロンドンにて
(本人は、最後にでてきます)


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