「経営者」としての高橋 歩

 

おととい、適当にfacebookを見ていたら誰かのページから「わたしも高橋 歩のようになるんだ!お金持ちになるんだ!世界中行くんだ!」とやけに力んで書いてあるのを見つけ、「高橋 歩って誰?」って思った。

すぐに検索したら、「元祖自由人」。

4人家族で4年間の世界一周を終え、本を出版し7月9日、東京でトークショーとある。

この日は夜仕事が入っていていつ終わるか読めなかったのだけれど、なんとなく気になって今日、飛び込みで行ってみた。

中学校のときはヤンキーで大学を中退(そもそも、本当のヤンキーは大学に進まないはずなんだけどね)、トム・クルーズの「カクテル」に感動し仲間4人で店を立ち上げることを決意、そのときにかかる費用600万円を4人で折半し、1ヶ月で620万集めてバーを開店。

しかしすぐに経営難に陥り、半年たらずで閉店の危機を迎える。

4人で肩を落としていたときに目に入ってきたセブン・イレブンのポスターで「人生が変わり」、

「どうせ苦しい思いをしてやるんなら、人がどう思うかとかじゃなくて思いっきり好き勝手にやっちまえ」ということで開き直り、経営の方向転換をした結果、2年後には4店舗バーを経営するまでになる。

その「人生が変わった」ポスターというのは、「佐川急便」の「やる気と気合で、今日からあなたも月収40万」というキャッチフレーズ。

「んだよ~!4人でさ~、3ヶ月佐川で稼げばすぐに借金全額返せるだろ。いざとなったら佐川行け、佐川。だから金の心配しないで、好き勝手にやっちまおうぜ~」ということで即決したらしい。

その後高橋 歩はバーの会社を譲渡し、23歳で「自分の自伝」を出すために出版社を設立し、営業のノウハウは本屋に飛び込んで見よう見まねで学び、出版社が軌道に乗るとまた会社を売り払い、結婚。再びプータローになり夫婦で世界一周。その10年後、今度は子供2人も連れて世界一周。そして今後はハワイへ永住予定、4年間の世界旅行の間子供が学校へ行っていないので、自分の子供たちのためにハワイで学校を作りたい、というのがこれからの計画かな・・・

と、内容はこんな感じだった。

参加者は殆どが学生か20代、30代といった感じだったけれど、みんな目をきらきらしながら聞いていた。多くの人はこの人の「元祖自由人」な姿を魅せつけられ、そこにポイントをあてた質問をしていた人が多かったけれど、この人の根っからの本質はそこにあるのではない。

高橋 歩ーおとといまで知らなかったけど、この人、すごい。

何がすごい、って、「経営手腕」である。そして、その裏側をけっして人に見せることはしない計算高さである。

まず、いくらまでが「自分が動かせるお金なのか」を本質的にわかっていること。そのパターンとやり方は変えず、内容だけを変えていること。だからインドで学校&ゲストハウスを立ち上げる事業を立ち上げようが、ニューヨークでカフェをしようが、沖縄で自給自足できるオリジナルビレッジを設立しようがーいつどこで何をしてもうまくいくのである。うまくいかなかったらうまくいくまでやる、それだけであると言い切れるシンプルさもすごい。

彼にとっての「出資額」-それは、一事業につき約300万。それ以上コストがかかる事業は、どんなに魅力的な場所で有益だったとしても彼は決して手を出さないだろう。

そして、それにかかる「ヒト」を、みんなで夢をかなえよう!という同じ目的をシェアして、「ボランティア」というお金をかけない手段で動かしていること。しかし出来上がったプロジェクトは、確実に利益がでるように計画していること。

「脳みそスパークしたら、ただやるだけなんだよ」

そうやって終始ヤンキー口調で話していたけれど、私にはこの人の「自由人」な部分より、「経営者」としての部分に魅了されてしまった。日本にも、こういう entrepreneur (起業家)がいたんだね。まだまだ、世界は広くて知らないことばかりなぁ・・・

高橋 歩さんについてもっとお知りになりたい方はコチラへ↓↓
高橋 歩さんの公式HP


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