香山リカさん「人と仕事とお金の話」 過去の自分のヒントを見逃すな

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今日の写真:東銀座、東京 ( Higashi Ginza, Tokyo)

 

 

みなさんこんにちは、くどうみきこです。

今日、「精神科医で本やコラムも多数出版し、テレビやメディアでも有名な」

香山 リカ さんのお話を聞く機会がありました。

 

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しかも、会場最前列の香山さんの目の前で、
それだけではなく「今、ブログを書いているのですが写真を数枚撮影させて頂いてよろしいでしょうか?」と
このセミナーを主催してくださった代表の方を通して、お伺いをたてたところ

「いいですよ」と快く承諾してくださいました。

「ハーバードビジネスレビュー」編集長、岩佐 文夫さんとの対談を通して、1時間半かなり広範囲にわたって色々なことをお話ししてくださいました。

 

その前にーこのセミナーを主催でもある「横浜サカエ塾」は

保険相談室代表で、日経電子版でも記事を書いておられ

「生命保険の罠(講談社文庫)」 など「生命保険会社の営業が決して言えない本音」をズバリ教えてくださる

後田 亨(うしろだ・とおる)さんが主宰する一般社団法人なのですが

「金融機関の都合に左右されない」

「うまい話やお金設けなど、表面的なテーマはやらない」

という、「常に本質に目を向ける」後田さんのポリシーがまるで反映されているかのように、毎回質の高いセミナーを提供してくださいます。

 

それでは、本題に戻りましょう。

今日の香山さんのお話は、「起業を考えている人」や「自分の意志で人生を選ぶことができる人」

には、ややもすると拍子抜けする話かもしれません。

香山さんが医者を目指されたきっかけは、本当は宇宙関係の研究者になりたかったのだけれど
お母様に「そんな仕事で、食べていけるの?」と心配され

他に選択肢がなかったので、食べていくためにこの道を選ぶしかなかった

とおっしゃっていました。

国内いくつかの病院での勤務を重ねながら、「医者としての使命と、お金のために割り切って働く同僚たちとの間の葛藤に悩まされ」、

でも、自分も「食べていくために」この道を選んだんだから、やはりお金って大事じゃないか!ということに気が付いたのだそうです。

香山さんの「人生やお金に対する考え方」はとても 「究極な自然体」であり、知性と経験からくる「無駄な価値観が」そぎ落とされており、
起業を目指すようなバイタリティのある人たちや、高いノルマに励んで毎日営業に励むようなトップセールスマンに

こういう人たちや、こういう社会があるんだよ

ということを、是非お伝えしたいと思いました。

 

消費税増税、年金問題、厳しい雇用などで「ただでさえストレスをかかえている日常生活」の中で
天災や地震が重なり、「明日、どうなってしまうのだろうか・・」という不安感から

「経済的自立ができない」という負のスパイラルに陥ってしまい、うつ病になる人が増えているそうです。

正確な数字はわからないけれど、うつ病患者の「約半分」がお金と密接に関わることで悩んでいるのではないか、ということでした。

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「金融教育」が小学校でも取り入れられ、お金のゲームに「勝った」「負けた」というだけで他人の評価や自分の見方がすべて決められてしまうような教育の仕方や、「資産が低い=自分には価値がない、ダメな人間だ」と思わせるような社会、

さすが香山さんです、

人生、勝つだけが全てではない。光り輝く人の裏で、同じ数の「影になる人がいる」社会ーその「プラスマイナス」にとても気配りがいく方なのです。

なぜ、「高い目標を掲げ、達成できることだけがすばらしいのか」

「毎朝決まった時間に起きて、電車にのって会社に行く」ことだってすごいことではないのか(実際、それができない社会人も大勢いるのだから)

なぜ「自分じゃないとできない」「人と違うことができる」「社会を変える」「人生を変える」ことばかり言われるのか

人生そんなに変わらなくたって、「今日やらなければいけないことをこなせた」「時間通りに病院に来れた」ことだってすごいことではないのか。

自己啓発は、それが自分に気持ちいいならいいけど、それが「究極の真理になるのとは大違い。「自己催眠=違法じゃないドラッグ」みたいなもの

香山さんのお話は、何をお話しされていても「否定も肯定もなく」、まるでわたしたちに「日本社会の疑問として」単刀直入に訴えかけてくるようでした。

中でも印象に残ったのは、なぜ人は、「過去の成功を否定し、嫌な経験ばかりを蓄積するのか」というお話でした。

アメリカでは、過去の嬉しかった体験、人に喜んでもらった経験、何かで優秀な成績を収めた経験などを思い出し、そこから「今の自分に何ができるかということに活かしてもらう」というセッションは立派な精神療法の一つとして存在するそうです。 しかし、日本だとこの療法ができないのだそうです。

理由は「人に評価されないと満たされない」「過去の栄光にすがりつくのは恥である」という日本人の思考から来ているのだそうです。

人と比較しない

過去の自分と今の自分を比較しない

その人らしくていい

 

香山さんにとって「理想の社会」とは

世の中は、「あなたの面倒は見ませんよ」 という方向に進んでいく中で

最低限生きていくのも、「お金次第」という風潮は本当になんとかしてもらいたい。

そのための「心のホケン」を用意できること。

とは言いつつ、「心のホケンって何?」ということは、未だに自分でも何なのかわからないのだけど・・・

ということでした。

 

「頑張らなくていいんだよ」

とても淡々と、そして香山さんは「人の話に深く入り過ぎず、香山さんしか保てない
「心地いい距離で」「真摯になって聞いてくださる」

とても優しい方でした。

 

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同時に・・・「相手の話を引き出すのが抜群にうまい」ハーバードビジネスレビュー誌編集長の岩佐さん。

岩佐さんが仰っていたことでも、とても印象深い言葉がありました。

「ネット社会に、ある種の危機感を感じている。「文脈を共有する」ことがシェアされにくい時代になってきている。たとえば投稿された写真1枚が ○か× かという感情で評価される、一言呟くくらいのtwitterのようなツールが重宝される。しかしそんな中、紙媒体でも情報の切り売りではなく、文脈を重視したコンテンツを提供し続けられればこれからの社会でも生き残っていける・・・

現在、ほぼ毎日「ブログを書き続けている」私にとってもとても励まされるお言葉でした!

 

香山さん、岩佐さん、そして「横浜サカエ塾」代表の後田さん、すばらしいセミナーをありがとうございました!

「一般社団法人バトン」のHP ↓

http://www.yokohama-baton.com/

 

 

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くどう みきこ

 

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