【応援ありがとう】日本の皆さんへ  世界へ挑む日本人ラスベガスへの道12<最終回>

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トーストマスターズ国際大会入賞盾
セミファイナルコンテストで入賞者だけがもらえるこの透明な盾はクリスタルでできている。
田村さんは、日本人として初めての「国際大会入賞者」となった。

 

 

ここはラスベガス。

カジノとエンターテイメント、人々の興奮と熱狂が飛び交う街。

ここで、ある一人の日本人が新たな歴史を生み出した。

 

田村 直樹

2015年トーストマスターズ国際大会セミファイナル 2位

 

11年前に初めて日本人が国際大会に出場するようになってから6人のスピーカーが挑戦してきたが、届かなかった「入賞」の壁。

田村さんは、見事にそれを突破した。

 

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Toastmasters International Convention オープニングセレモニー(Hall of Fame)

 

ここはラスベガス

参加人数、大会の規模も一昨年のシンシナティに比べてはるかに大きく

会場のドアを開けると、舞台の上のスピーカーと観客の「遠い距離感」。

後ろから見ていると、体の大きい欧米人も小さく見えて声が時々途切れ途切れになるスピーカーもいる。

年々確実に参加者が増加しているトーストマスターズ国際大会は、一昨年はそんなに見られなかったアフリカ・南アジアからのメンバーの参加も増え、間違いなく「世界のチャンピオンを生み出す競争の場」として成長を遂げているのがありありと伝わってきた。

 

3ラウンド、3つの場所・10人ずつの挑戦者に分かれて行われるセミファイナル。

田村さんは、夜7時30分から6番目のスピーカーだった。

今回田村さんが出演したセミファイナルブロックでは、一見特にインパクトのあるスピーカーは少ないように見えたが全体的に非常にレベルが高い。

日常生活のちょっとしたエピソード、黒人社会、社会での出来事

スピーチをしている間のちょっとした仕草、ジェスチャー、ユーモア

彼らが目に見えているものは明らかに日本人と「世界が違う」。

それらを「細かく」「具体的に」「分析をしても」日本人が入り込めない感性が存在している。

観客も、このレベルになってくると「受け方が違う」。

スピーカーの一言につっこみを入れる「タイミングの返し方」

モチベーションの上がり方など、日本にいるだけでは「絶対にわからない・見られない」高度な感性とオーガナイズされたコンテストー それが「トーストマスターズ国際大会セミファイナル」なのである。

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田村さんを応援する日本のメンバーたち

 

田村さんのスピーチは、春の全国大会で聞いたものよりもかなり迫力のあるものとなっていた。

空振りをするときの描写、言葉と言葉の間の置き方、動き方、表情

このセミファイナルに向けて相当な練習をしてきたのはすぐにわかった。

私が持ってきたストップウォッチでは7:19:39。

よし、時間はクリアした。

 

しかし・・・

 

告白しよう。

 

「残念ながら・・・今回、田村さんはファイナルには進めない」

 

田村さんがスピーチを続けている途中で、なぜだかわからないが私はそう思ったのである。

 

少なからず感じたことは

前の席から見ていて–シンシナティの時と比べると、スピーチをしている間の観衆の反応が読みにくかったこと (しかし実際後ろから見ていた人の話によると、すごく受けていたらしい)

また、ところどころで声が小さくなる箇所があったのだが、これが国際大会の中でどのようなジャッジを受けるのか、見ていて若干不安を感じる部分があったことがシンシナティの時とは違っていた。

それでも、最終的に田村さんは今回も

「観客を巻き込み」 国際大会の中で強烈なインパクトを残したのである。

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スピーチコンテストが終わった後のコメントで、田村さんは観客を笑いの渦に巻き込んだ。
これこそ「日本人離れした堂々たる迫力とユーモアのセンス」
多くの観客がNaoki Tamuraという名前を再確認した瞬間だろう。

 

 

今、ひとつの戦いが終わり

田村直樹は、「世界へ挑む日本人として」また新たな挑戦の旅に出る。

今後、田村さんのライバルは国内外問わずますます増えていくだろう。

そんな中、今回応援してくださったすべての皆さんへ・・・下記、田村さんからのメッセージです。

 

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ラスベガス⇔東京で行われた「ライブ中継」でインタビューに答えている田村さん。

 

世界って意外と簡単に取れるんだな、っていうことなんです。

でも、僕がそう思えるまで専念できたのは、今まで日本のトーストマスターズの底上げのために多くの努力とリーダーシップを発揮してくださった川内さん、渡邉さん、東さん、近江さんという大先輩たちがいたからなんです。

この方たちなくして今のDistrict 76(日本支部)はない。

同時に、確実にDistrict 76のレベルが上がり、世界に近づいてきています。
全体の底上げがあって、スピーチの技術の共有と積み重ねが「ワールドチャンピオン」を生み出すのです。
その人だけの努力と実力だけが飛びぬけていても世界には勝てません、「全体の底上げができる環境を維持する」ことが最も大事なのです。
これからも「世界のスピーチを見て」その感動を持ち帰って、クラブの財産としてメンバーと共有し切磋琢磨できる環境を作っていって欲しい。

そして、どんどんコンテストに参加して、競争しあって、後悔して、また参加して競争して後悔して・・・
それを積みかさねて、どんどんみんな強くなってほしい。

来年のワシントンDCも狙います。
色々な人に挑戦してほしい。
その「常に底上げ」できる環境を常に維持することが、僕たちが「世界と戦うために」もっとも必要なことなのです。

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5月中旬から始めた「世界へ挑む日本人」のブログもついに今日で終わります。
田村さん、本当にお疲れ様でした。

私のブログを「いつも楽しみにしています」と言ってくださった多くのみなさん、これを機会にトーストマスターズに興味を持ってくださった皆さんに—-心からお礼を申し上げます。

また来年「世界へ挑む日本人」ブログ再開?できることを楽しみにしています。

本当にありがとうございました。

 

Toastmasters International は「実践を通してコミュニケーションとリーダーシップを学ぶ」アメリカ発祥の非営利教育団体です。126か国に約31万人の会員がおり、日本国内だけでも 168ものクラブがあります(日本語のみ、英語のみ、バイリンガル)
「海外で通用する人材になりたい」「ワールドワイドに人生を楽しみたい」などスキルアップをしながら同じ目的をもつ私たちと一緒に、トーストマスターズで 学んでみませんか?私たちは非営利団体なので、その為の高額な費用は求めません。また、宗教団体や強引な勧誘とは一切関わりません。
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「日本から、世界のために何ができるか」
10000か所を周るプロジェクト、気長に続けます。

くどう みきこ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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